打ち濡らす(読み)うちぬらす

精選版 日本国語大辞典 「打ち濡らす」の意味・読み・例文・類語

うち‐ぬら・す【打濡】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 水や涙などでぬらす。
    1. [初出の実例]「伏越えゆ行かましものを守らふに打沾(うちぬらさ)えぬ浪数(よ)まずして」(出典万葉集(8C後)七・一三八七)
    2. 「あいなうしほしほとうちぬらさせ給へるや」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android