打ち砕ける(読み)うちくだける

精選版 日本国語大辞典 「打ち砕ける」の意味・読み・例文・類語

うち‐くだ・ける【打砕】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]うちくだ・く 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙 物に当たったり、打たれたりして細かく壊れる。
    1. [初出の実例]「谷底へつきおとしければ、うちくだけて死けり」(出典:仮名草子・浮世物語(1665頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android