出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…ねじの軸線を含む断面において,互いに隣り合うねじ山の相対応する2点間の軸線に平行な距離をピッチpitchといい,1条ねじの場合はリードに等しいが,多条ねじではリードを条数で割ったものに等しい。 ねじ山のうち,おねじではもっとも外側,めねじではもっとも内側にある部分を山の頂といい,逆におねじではもっとも内側,めねじではもっとも外側にある部分を谷底という。また山の頂と谷底を連絡する面(軸線を含んだ断面形では一般に直線に規定されている)をフランクfrankといい,隣り合う二つのフランクのなす角をねじ山の角度という(図3)。…
…尾根と谷の場合も両者の境は漸移的である。湿潤地域では谷底を川が流れる。水が流れていない谷を涸谷(かれだに)という。…
…82年最高の礼拝対象として建造中の石造の〈かんろだい〉が警察によって破壊された。みきは権力者を〈高山〉,民衆を〈谷底〉と呼んで,高山の没落と谷底の救済を説き,独自の創造神話《こふき(《泥海古記》)》をまとめた。前後18回にわたって検挙・勾留されたが,信仰は法律にも政治支配にも優越すると教えて,政府に妥協屈従することを許さなかった。…
※「谷底」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...