打ち続ける(読み)うちつづける

精選版 日本国語大辞典 「打ち続ける」の意味・読み・例文・類語

うち‐つづ・ける【打続】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]うちつづ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙
  2. 打つことを絶え間なく行なう。
    1. [初出の実例]「『〈略〉相図の太鼓を〈略〉打たせばや』と申て、うちつづけける程に」(出典:御伽草子・梵天国(室町末))
  3. 興行を続ける。
    1. [初出の実例]「半左衛門座は尚打ち続けた」(出典:藤十郎の恋(1919)〈菊池寛〉二)
  4. ( 「うち」は接頭語 ) あとに続いて行なう。また、継続して行なう。
    1. [初出の実例]「みそもじあまりもとすゑあはぬうたくちとくうちつづけなどし給ふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)常夏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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