打ち聞く(読み)ウチキク

デジタル大辞泉 「打ち聞く」の意味・読み・例文・類語

うち‐き・く【打ち聞く】

[動カ四]ちらっと聞く。小耳にはさむ。
「人の―・くばかりのことは、女房童部わらはべ、申し伝へぬやうやは侍る」〈大鏡・道長下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「打ち聞く」の意味・読み・例文・類語

うち‐き・く【打聞】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) ちらりと聞く。ふと聞く。
    1. [初出の実例]「さよふけてひとりねざめにうちきけばもみぢふきしくこがらしのかぜ」(出典:千穎集(999‐1106頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む