打ち被ふ(読み)うちおおう

精選版 日本国語大辞典 「打ち被ふ」の意味・読み・例文・類語

うち‐おお・う‥おほふ【打被・打覆】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 上にかぶせる。ひょいと上にかける。つつみ含む。
    1. [初出の実例]「幣袋(ぬさぶくろ)、中に扇百入れてうちおほひ給へり」(出典落窪物語(10C後)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android