打札(読み)うちふだ

精選版 日本国語大辞典 「打札」の意味・読み・例文・類語

うち‐ふだ【打札】

〘名〙
① 立て札。高札(たかふだ)
高野山文書‐建保二年(1214)二月二日・名手庄庄官等言上書案「殊下給候打札、入丹生宮神宝箱置之
手の内から出す札。

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デジタル大辞泉 「打札」の意味・読み・例文・類語

うち‐ふだ【打(ち)札】

花札などで、手の内から出す札。
立て札。高札たかふだ
「彼の寺に参り給ひたりけるに、書き置き給へる―あり」〈盛衰記・三九〉

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