コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

払菻 ふつりん

大辞林 第三版の解説

ふつりん【払菻】

中国で、南北朝から初唐にかけてビザンツ帝国を呼んだ語。 → 大秦たいしん

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ふつりん【払菻 Fú lǐn】

南北朝から唐代にかけての中国人がシリア,パレスティナなどのローマ帝国東方領,あるいはビザンティン帝国の首都コンスタンティノープルを呼んだ名称。イラン語でローマを示すフロームFrōmあるいはアルタイ諸語系のプルムPurumの類の漢字音訳であろう。〈普嵐〉〈伏盧尼〉〈払懍〉などの字でも表現される。後には類似の音をもつ西方の地名,例えば北アフガニスタンのフルムKhulmやファラングFarang(ヨーロッパ)などを示すのにも用いられた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

払菻の関連キーワードビザンツ帝国南北朝高仙芝大秦

今日のキーワード

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す

《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android