扱い状(読み)あつかいじょう

精選版 日本国語大辞典 「扱い状」の意味・読み・例文・類語

あつかい‐じょうあつかひジャウ【扱状・噯状】

  1. 〘 名詞 〙 近世訴訟で、仲裁人から和解人双方に渡す文書。扱証文。
    1. [初出の実例]「為後日私共噯状致印形双方へ相渡し申候」(出典:島田記(1819)雑六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android