抄繊糸(読み)しょうせんし

精選版 日本国語大辞典 「抄繊糸」の意味・読み・例文・類語

しょうせん‐しセウセン‥【抄繊糸】

  1. 〘 名詞 〙 抄繊原紙を細断し、縒りをかけて作った代用糸。第二次世界大戦中、綿布類不足のため、当時ほとんど使われていなかった紙糸を復活させたもの。一部で昭和紙布と呼ばれ、衣料蚊帳敷物・布団袋・携帯用小物などに用いられたが現在ではあまり用いられない。

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