紙糸(読み)カミイト

デジタル大辞泉 「紙糸」の意味・読み・例文・類語

かみ‐いと【紙糸】

和紙を細く切り、って作った糸。ふすま地・装飾用布・帽子などに用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紙糸」の意味・読み・例文・類語

かみ‐いと【紙糸】

  1. 〘 名詞 〙 三椏(みつまた)雁皮(がんぴ)、楮(こうぞ)などから和紙を造り、これを細く切り、縒(よ)りを施した糸。襖(ふすま)地、包装用布、装飾用布、帽子などに用いられる。織物の緯(よこいと)用にする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android