なげ‐ふ・す【投伏】
- [ 1 ] 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 身体を投げてうつぶせにする。
- [初出の実例]「此法師、投げ被伏(ふせられ)て、吉く打て被責て後、云く」(出典:今昔物語集(1120頃か)二〇)
- [ 2 ] 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 「身を投げふす」の形で ) 身体を投げ出すようにして、うつぶせになる。
- [初出の実例]「あさましやと馬のさくりに身をなげふし、大ごゑ上げてなげきしは」(出典:浄瑠璃・加増曾我(1706頃)三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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