折り延ふ(読み)オリハウ

デジタル大辞泉 「折り延ふ」の意味・読み・例文・類語

おり‐は・う〔をりはふ〕【折り延ふ】

[動ハ下二]時を長く延ばす。長く続ける。
「―・へてねをのみぞ鳴くほととぎす繁きなげきの枝ごとにゐて」〈後撰・夏〉
[補説]連用形「おりはえ」、また「おりはえて」の形で、いつまでもの意に使うことが多い。

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精選版 日本国語大辞典 「折り延ふ」の意味・読み・例文・類語

おり‐は・うをりはふ【折延】

  1. 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 時を長くのばす。長く続ける。しつづける。連用形、または、それに「て」を添えた形で、「長々と」「引き続いて」の意を表わすことが多い。→織り延う
    1. [初出の実例]「たがみそぎゆふつけ鳥かから衣立田の山におりはへてなく〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑下・九九五)

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