折口新田村(読み)おりくちしんでんむら

日本歴史地名大系 「折口新田村」の解説

折口新田村
おりくちしんでんむら

[現在地名]西郷村真船まぶね

阿武隈川最上流部の南岸の河岸段丘にあり、北東真船村があり、西は甲子かし温泉に続く。延宝年間(一六七三―八一)榊原武助が開き、もとは下口おりくち村と記したという(白河風土記)。白河藩領で、慶応二年(一八六六)以後幕府領。文化一二年(一八一五)の御用留帳(和知家文書)では高二五石余、家数一三、馬三九。同じ頃の家数も一三(白河風土記)。慶応三年(一八六七)の家数九(西郷村史)。文久元年(一八六一)白河藩主阿部正外は真船村と熊倉村の入会地であった折口原を開く計画をたて、白河藩信州分領の伊那いな市田いちだ陣屋(現長野県高森町)開墾の調査を命じた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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