折村(読み)おりむら

日本歴史地名大系 「折村」の解説

折村
おりむら

[現在地名]白鳥町ろく

橋詰はしづめ村の北、長良川の支流牛道うしみち川の上流右岸段丘上に立地。藤林ふじばやし高久こうきゆう二ヵ村と合せて折三ヶ村と称し、一体で把握されることが多かった。慶長郷帳では「うしミつ(牛道)・中西共」高一千一九石余の内と推定される。正保郷帳に村名がみえ、田方一六石余・畑方二六石余。元禄郷帳では高三〇石余。宝暦六年(一七五六)の郡上郡村高覚帳(鈴木文書)では家数八。安永二年(一七七三)の郡上領留記(大西文書)では「折三ケ村」として高七七石余、井水一、小物成は真綿三〇〇匁のほか材木・渋・荏など。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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