抜け切る(読み)ぬけきる

精選版 日本国語大辞典 「抜け切る」の意味・読み・例文・類語

ぬけ‐き・る【抜切】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 生えているものなどがすっかり抜ける。
    1. [初出の実例]「根の抜け切った大丸髷、崩れ放題こわれ放題」(出典:腕くらべ(1916‐17)〈永井荷風〉一一)
  3. すっかりなくなる。また、ある習慣性質状態や熱、味、香りなどが完全に消滅する。
    1. [初出の実例]「彼は一窓庵で考へつづけに考へた習慣がまだ全く抜(ヌ)け切(キ)らなかった」(出典:門(1910)〈夏目漱石〉二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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