精選版 日本国語大辞典 「抜物」の意味・読み・例文・類語 ぬけ‐もの【抜物】 〘 名詞 〙① 盗み取ったもの。盗品。② 抜け買い、または、抜け売りをした物。[初出の実例]「新麦のぬけものが銭と化(け)して」(出典:洒落本・浪花色八卦(1757)龍胆卦)③ ずばぬけてすぐれているもの。群を抜いているもの。得意中の得意。[初出の実例]「茶の湯立花扇の手打囃子はぬけ物」(出典:浄瑠璃・蘆屋道満大内鑑(1734)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例