抜物(読み)ぬけもの

精選版 日本国語大辞典 「抜物」の意味・読み・例文・類語

ぬけ‐もの【抜物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 盗み取ったもの。盗品
  3. 抜け買い、または、抜け売りをした物。
    1. [初出の実例]「新麦のぬけものが銭と化(け)して」(出典洒落本・浪花色八卦(1757)龍胆卦)
  4. ずばぬけてすぐれているもの。群を抜いているもの。得意中の得意。
    1. [初出の実例]「茶の湯立花扇の手打囃子はぬけ物」(出典:浄瑠璃・蘆屋道満大内鑑(1734)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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