抜者(読み)ぬかりもの

精選版 日本国語大辞典 「抜者」の意味・読み・例文・類語

ぬかり‐もの【抜者】

  1. 〘 名詞 〙 油断してぼんやりしている者。まぬけな者。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「天性ぐどんに候ひて、人のくちに、ぬかりものと名を得候事」(出典:咄本・一休咄(1668)三)

ぬけ‐もの【抜者】

  1. 〘 名詞 〙 仲間はずれ。のけもの。
    1. [初出の実例]「お艷はぬけものにして四人の勝負」(出典:三人妻(1892)〈尾崎紅葉〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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