最新 地学事典 「択捉阿登佐岳」の解説
エトロフあとさぬぷり
択捉阿登佐岳
Iturup- Atosanupuri
択捉島南部のオホーツク海側に位置する,基底直径約6km,海抜1,209mの成層火山。気象庁活火山名と同じ,ただし英語表記はEtorofu-Atosanupuri。山頂に直径約2kmの小型カルデラがあり,カルデラ底をほぼ埋めて中央火口丘が形成されている。中央火口丘には長径500mの火口がある。活動開始は明らかではないが,ほとんど侵食が進んでいない地形的特徴から,完新世におもに形成されたと考えられる。1812年と1932年に噴火があったと記録されているが詳細は不明。岩石は玄武岩が主体である。
執筆者:中川 光弘
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

