地下のマグマが溶岩や火山ガスとして地表に噴出する出口。噴火口ともいう。火口は直径数十~数百メートルが普通で、ハワイのキラウエア火山の山頂カルデラ内にある径1キロメートルのハレマウマウ火口などは最大級である。活火山の火口内には多くの場合いくつかの主活動部(火孔)が存在し、そこでは平生でも赤熱溶岩が露頭していたり、火山ガスが燃えていたりすることがあり、さらに、噴火が始まると、たいてい、そこから噴出物が出てくる。火口内の状況の変化は噴火予知の重要な手掛りの一つであり、とくに、火口の深さの変動は火山活動の長期予測に役だち、本格的な活動期には浅くなるのが普通である。
[諏訪 彰]
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…クレーターとは惑星,衛星の表面にみられるほぼ円形のくぼみを示す地形のことである。これはギリシア語で容器,椀,椀状にくぼんだところなどを意味するkraterに由来する。惑星の地形をあらわす言葉としてこれを使った最初の人はG.ガリレイで,月の表面にみられる多くの丸いくぼみにこの言葉をあてた。 ガリレイ以後,月の表面に大小さまざまのクレーターがあることが明らかになったが,この成因については〈隕石孔〉とする説と〈火山爆発〉とする説の2説の間に長い論争が1960年代の初めまで続いた。…
…原義はスペイン語で大鍋。地下からマグマが上昇する通路(火道)が地表に開口する部分(火口)は縁が崩落してすり鉢状になり,火道の直径より大きいのが普通である。しかし,縁の崩落によって直径2km以上になることはまれであるため,直径2km以上の火山性のくぼ地は他の営力で生じたものと考えられており,このような大型の円形くぼ地を火口と区別してカルデラと呼ぶ。…
※「火口」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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