抱え扇(読み)カカエオウギ

デジタル大辞泉 「抱え扇」の意味・読み・例文・類語

かかえ‐おうぎ〔かかへあふぎ〕【抱え扇】

能の型の一。右手に開いた扇を持って左の二の腕に当て、斜め右上を見上げるもの。月を見たり、遠方をながめたりすることを表す。流派によって月の扇ともいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「抱え扇」の意味・読み・例文・類語

かかえ‐おうぎかかへあふぎ【抱扇】

  1. 〘 名詞 〙 能楽の型の一つ。右手に持った開いた扇を左の二の腕にあてて、斜め右上を見上げる型。月を見たり、遠くをながめるときに用いる。流儀によっては月の扇ともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android