流儀(読み)リュウギ

デジタル大辞泉 「流儀」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐ぎ〔リウ‐〕【流儀】

物事のやり方。「結婚式田舎流儀でやる」
技術芸能などで、その人や流派に伝わっている手法様式。「流儀を守り伝える」
[類語]スタイル様式仕方り方仕振り仕様しようよう方法方式り口でん致し方手段手口メソッド方途機軸定石てだて方便術計

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「流儀」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐ぎリウ‥【流儀】

  1. 〘 名詞 〙
  2. やりかた。しかた。しきたり
    1. [初出の実例]「京田舎のあひだにおいて、浄土宗の流義、まちまちにわかれたり」(出典:蓮如御文章(1461‐98)三)
  3. 技術・芸能などで、その人やその流派などに古くから伝えられてきた手法・様式。
    1. [初出の実例]「むかしの役者は〈略〉出てむかふを切るに、各その風情流義(リウギ)あり」(出典役者論語(1776)続耳塵集)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android