抵抗感(読み)ていこうかん

精選版 日本国語大辞典 「抵抗感」の意味・読み・例文・類語

ていこう‐かんテイカウ‥【抵抗感】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 肉体的、または精神的に身に受ける感じ。てごたえ。
    1. [初出の実例]「どうせ十銭つかふなら、それだけの艱苦をなめた方が、十銭の銭にも抵抗感を伴なふだらう」(出典:百鬼園随筆(1933)〈内田百〉老狐会)
  3. そのまま素直に受け入れるには、少し躊躇(ちゅうちょ)するようなしっくりしない感じ。反発したい気持抵抗
    1. [初出の実例]「私は、『知的』になってゐるので、神秘性や不合理に抵抗感をもたざるをえない」(出典:私の宗教観(1957)〈亀井勝一郎〉危険な関係)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android