押し丸かす(読み)おしまろかす

精選版 日本国語大辞典 「押し丸かす」の意味・読み・例文・類語

おし‐まろか・す【押丸】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 「おしまろがす」とも )
  2. おしてころがす。おして筒状に巻く。くるくると巻くように動かす。
    1. [初出の実例]「土をしまろがしつつ、たかうなひとすぢづつとり給ふ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲上)
  3. おしてひとつにまとめる。まるめて玉にする。
    1. [初出の実例]「黒方(くろばう)ををしまろかして、ふつつかにしりさき切りて」(出典紫式部日記(1010頃か)寛弘五年一一月二二日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む