押し戴く(読み)おしいただく

精選版 日本国語大辞典 「押し戴く」の意味・読み・例文・類語

おし‐いただ・く【押戴】

  1. 〘 他動詞 カ行五(四) 〙 ( 「おし」は接頭語 )
  2. 物を、うやうやしく頭の上にささげる。
    1. [初出の実例]「茶入の口つき、〈略〉いときりのやうす、不残見て、よくよくほめておしいただき、次へ渡す時に」(出典:利休客之次第(1587))
  3. 相手を敬って、上位の者としてつき従う。頭(かしら)にいただく。
    1. [初出の実例]「かく源氏をおしいただけるはかしこしとて」(出典:随筆・胆大小心録(1808)一三三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む