押包む(読み)オシツツム

デジタル大辞泉 「押包む」の意味・読み・例文・類語

おし‐つつ・む【押(し)包む】

[動マ五(四)]
すっかり包み込む。「夜の闇が―・む」
強いて隠す。押し隠す。「胸中の苦しみを―・む」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「押包む」の意味・読み・例文・類語

おし‐つつ・む【押包】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙 ( 「おし」は接頭語 )
  2. 「つつむ(包)」を強めていう。つつむ。くるむ。
    1. [初出の実例]「横笛いみじうをかし。〈略〉人のとりにおこせたるをおしつつみてやるも、立文(たてぶみ)のやうに見えたり」(出典枕草子(10C終)二一八)
  3. しいて隠す。はばかる。
    1. [初出の実例]「『すこしも踏み立てられ侍ば参り侍らむ』とておしつつみてたてまつり給つ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む