精選版 日本国語大辞典 「押只管」の意味・読み・例文・類語 おし‐ひたすら【押只管】 〘 副詞 〙 ( 副詞「ひたすら」に、接頭語「おし」が付いたもの。「に」を伴う場合が多い ) 「ひたすら」の意をさらに強めていう。ただもうひたすらに。[初出の実例]「さまざまに思ふ心はあるものををしひたすらに濡るる袖かな〈和泉式部〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)恋四・八一七)押只管の補助注記おもに和歌用語として、「おしひたす」という動詞の意味をかけ、「涙」とか「濡る」とかの類縁語とともに用いることが多い。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例