押山村(読み)おしやまむら

日本歴史地名大系 「押山村」の解説

押山村
おしやまむら

[現在地名]稲武町押山

名倉なぐら川河口右岸にある。天正一八年(一五九〇)太閤検地を受けたと伝える村。このときの反別六町四反余・高七六石余(北設楽郡史)幕末戸口は四四戸・二〇七人、村高九〇石余(同書)。字糀屋こうじやの熊野神社寛文一三年(一六七三)銘の鰐口に「霜月吉日本願人三州加茂之郡押山村・川手村・氏子塚田太郎右門・同彦右衛門」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android