押競饅頭(読み)おしくらまんじゅう

精選版 日本国語大辞典 「押競饅頭」の意味・読み・例文・類語

おしくら‐まんじゅう‥マンヂュウ【押競饅頭】

  1. 〘 名詞 〙 「おしくらべ(押競)」の児童語。「おしくらまんじゅう、押されて泣くな」などと歌いながら遊んだりする。
    1. [初出の実例]「腕白ものの〈略〉七八人。〈略〉飴屋の前に押競(オシクラ)饅頭で集った」(出典日本橋(1914)〈泉鏡花〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 飴屋

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む