押草(読み)おしくさ

精選版 日本国語大辞典 「押草」の意味・読み・例文・類語

おし‐くさ【押草】

  1. 〘 名詞 〙 草を束ねて一方から押して行き、魚を川岸へ追い詰めて取る川漁の法。草寄(くさよせ)
    1. [初出の実例]「是はいかほどもいる。惣じて道具もいらず、おしくさを以てとる」(出典:虎明本狂言・武悪(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android