草寄(読み)くさよせ

精選版 日本国語大辞典 「草寄」の意味・読み・例文・類語

くさ‐よせ【草寄】

  1. 〘 名詞 〙 川狩りで、草陰などにかくれている魚を草の束を使って一か所に追い集めて捕えること。おしくさ。
    1. [初出の実例]「身がくさよせといふ事をしっておじゃるほどに、さあさあ、そのはうからをふてくれさしめ」(出典:狂言記・武悪(1660))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android