押蓋(読み)オシブタ

デジタル大辞泉 「押蓋」の意味・読み・例文・類語

おし‐ぶた【押(し)蓋】

漬物などに用いる、容器の中のものを押さえ付けるための蓋。容器より少し小さい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「押蓋」の意味・読み・例文・類語

おし‐ぶた【押蓋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 容器の中の内容物をおさえつけるようにした蓋。漬物などに用いる。
    1. [初出の実例]「拵へやうの事〈略〉切溜のふたにもり上るほどに入、上より一ぱいのをしふたをして」(出典:料理早指南(1801‐04)一)
  3. 蒸気機関車などでピストンロッドの摺動を容易にし、蒸気の漏れを防ぐつめ物をおさえつけるもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android