拉竹(読み)ひしぎだけ

精選版 日本国語大辞典 「拉竹」の意味・読み・例文・類語

ひしぎ‐だけ【拉竹】

  1. 〘 名詞 〙 丸竹をおしつぶしたり、割ったりしたもの。粗末な家の下見(したみ)などに用いた。
    1. [初出の実例]「お手水のぬれ縁ひしぎ竹のあらけなきに」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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