拍子利(読み)ひょうしきき

精選版 日本国語大辞典 「拍子利」の意味・読み・例文・類語

ひょうし‐ききヒャウシ‥【拍子利】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 拍子をとることが上手な人。舞や囃子(はやし)や歌などが上手な者。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「あの誰殿は殊之外の拍子ききじゃ」(出典:虎寛本狂言・煎物(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android