拍子物(読み)ヒョウシモノ

デジタル大辞泉 「拍子物」の意味・読み・例文・類語

ひょうし‐もの〔ヒヤウシ‐〕【拍子物】

その時のはずみで成否が決まる物事

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「拍子物」の意味・読み・例文・類語

ひょうし‐ものヒャウシ‥【拍子物】

  1. 〘 名詞 〙 その時のはずみで良くも悪くもなる物事。
    1. [初出の実例]「女郎買はひょうしものだはな」(出典:洒落本・後編にほひ袋(1802)二)

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世界大百科事典(旧版)内の拍子物の言及

【囃し物(囃子物)】より

…中世後期に流行した風流(ふりゆう)系の芸能で,〈拍子物〉とも記す。芸態は風流傘などを中心に,趣向のある仮装をした者や作り物などを,笛,太鼓,小鼓,鉦(かね)などで囃すもので,歌謡をともなう例も多い。…

※「拍子物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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