招涼の珠(読み)しょうりょうのたま

精選版 日本国語大辞典 「招涼の珠」の意味・読み・例文・類語

しょうりょう【招涼】 の 珠(たま)

  1. 持っていると夏の暑い時でも自然と涼しさをまねき寄せるといわれる珠。
    1. [初出の実例]「燕の昭王が招涼の珠 沙月に当って自ら得たり〈大江匡衡〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
    2. [その他の文献]〔拾遺記‐巻四〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android