拡散律速反応(読み)カクサンリツソクハンノウ

化学辞典 第2版 「拡散律速反応」の解説

拡散律速反応
カクサンリツソクハンノウ
diffusion controlled reaction

反応速度が拡散速度とほぼ等しい反応をいう.二分子反応では,関係する分子が衝突して反応がはじまるから,反応速度が非常に速い場合でも,観測される反応速度は分子が衝突する速度(拡散速度)以上にはならず,拡散速度と同じになる.このような反応を拡散律速反応という.溶液中の錯体電子移動反応やエネルギー移動反応でみられる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む