括し上げる(読み)ククシアゲル

デジタル大辞泉 「括し上げる」の意味・読み・例文・類語

くくし‐あ・げる【括し上げる】

[動ガ下一][文]くくしあ・ぐ[ガ下二]固くくくる。縛り上げる。
後ろ手に―・げた人の手がそれだ」〈藤村・春〉

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精選版 日本国語大辞典 「括し上げる」の意味・読み・例文・類語

くくし‐あ・げる【括上】

  1. 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]くくしあ・ぐ 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙
  2. しっかりとくくる。しばりあげる。くくりあげる。
    1. [初出の実例]「かかる牛となりぬらん〈略〉ここかしこにおっつめとらへて、綱をつけて天井にくくし上げて」(出典:御伽草子・ささやき竹(岩波文庫所収)(室町末))
    2. 「たはごといふと、くくしあげるぞ」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)三)
  3. 括染(くくりぞめ)に染めあげる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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