デジタル大辞泉 「括り上げる」の意味・読み・例文・類語 くくり‐あ・げる【▽括り上げる】 [動ガ下一][文]くくりあ・ぐ[ガ下二]しっかりと縛って、ずり落ちないようにする。また、きつく縛りつけて、動かないようにする。「祭り半纏ばんてんの袖をたすきで―・げる」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「括り上げる」の意味・読み・例文・類語 くくり‐あ・げる【括上】 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙 [ 文語形 ]くくりあ・ぐ 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙① 着ている衣服の袖口や袴(はかま)の裾(すそ)などに通してあるくくり紐(ひも)をしぼって引き上げる。また、しっかりとくくる。くくしあげる。[初出の実例]「おとどくくりあげて、榑(くれ)の足駄はきて」(出典:宇津保物語(970‐999頃)藤原の君)② 縄などでしばって吊り上げる。〔日葡辞書(1603‐04)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例