括帯(読み)くくしおび

精選版 日本国語大辞典 「括帯」の意味・読み・例文・類語

くくし‐おび【括帯】

  1. 〘 名詞 〙 括染(くくりぞめ)の帯。
    1. [初出の実例]「紫がのこの小袖きて、うす紫のくくしおび、紫たびをはきにけり」(出典:仮名草子・尤双紙(1632)上)

くくり‐おび【括帯】

  1. 〘 名詞 〙 綿を芯として丸く縫いくくった帯。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む