精選版 日本国語大辞典 「持て扱う」の意味・読み・例文・類語 もて‐あつか・う‥あつかふ【持扱】 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙① 大切に取り扱う。世話をする。[初出の実例]「ことなることなき人の、子などあまたもてあつかひたる」(出典:枕草子(10C終)一五五)② 取り扱いに困る。もてあます。始末に困る。もちあつかう。[初出の実例]「小さかりし子どもの騒ぐなるをこそもてあつかひて物し給ふなれ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲下)「車よりも、まろび落ちぬべきをぞ、もてあつかひける」(出典:源氏物語(1001‐14頃)御法) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例