持札(読み)モチフダ

デジタル大辞泉 「持札」の意味・読み・例文・類語

もち‐ふだ【持(ち)札】

トランプ花札で、参加者が手もとに持っている札。手札
手もとにあって、必要に応じていつでも使える人やもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「持札」の意味・読み・例文・類語

もち‐ふだ【持札】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (トランプや花札などで)自分の自由に使える手持ちの札。
    1. [初出の実例]「徳川大奥のかるた会〈略〉此を取ったものは、総仕舞と云って、自分の持札(モチフダ)全体を、『むべ山』を取られた人に遣って了ふ」(出典:東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉一月暦)
  3. 手もとにおいて必要に応じ、いつでも自由に使えるもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android