持札(読み)モチフダ

デジタル大辞泉 「持札」の意味・読み・例文・類語

もち‐ふだ【持(ち)札】

トランプ花札で、参加者が手もとに持っている札。手札
手もとにあって、必要に応じていつでも使える人やもの。

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精選版 日本国語大辞典 「持札」の意味・読み・例文・類語

もち‐ふだ【持札】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (トランプや花札などで)自分の自由に使える手持ちの札。
    1. [初出の実例]「徳川大奥のかるた会〈略〉此を取ったものは、総仕舞と云って、自分の持札(モチフダ)全体を、『むべ山』を取られた人に遣って了ふ」(出典:東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉一月暦)
  3. 手もとにおいて必要に応じ、いつでも自由に使えるもの。

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