指圧痕(読み)しあつこん(その他表記)digital impression

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「指圧痕」の意味・わかりやすい解説

指圧痕
しあつこん
digital impression

脳回陥凹陰影ともいう。大脳皮質の脳回のふくらみに対応して,頭蓋の内面が圧迫されて脱灰を起し,指で押したように骨が薄くなる状態をいう。指圧痕は頭蓋内圧亢進症状の一つとして出現するが,正常者でも,脳が急速に発育する時期の小児に生じることがある。1~2歳頃に始り,4~8歳頃に最もよくみられる。しかし,どの程度から病的というかその判断はむずかしいことが多い。主として頭頂部,後頭部で著明で,単純X線撮影で確認できる。

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