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頭蓋 ずがい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

頭蓋
ずがい

頭蓋」のページをご覧ください。

頭蓋
とうがい
skull

頭蓋 (ずがい) ,頭蓋骨ともいう。頭部骨格で,合計 23個の骨から構成され,その多くは縫合によって連結されている。構造のうえから脳を収納する脳頭蓋と,顔面部を構成する顔面頭蓋とに分ける。脳頭蓋は前頭骨頭頂骨側頭骨後頭骨など,平たく大きい,脳を包む骨から成り,顔面頭蓋は上顎骨下顎骨,頬骨,鼻骨などを囲む骨から成る。脳頭蓋の大きさは脳の発達と関係があり,ヒトでは他の動物に比べて非常に大きい。また,脳は他の器官より発育が早いため,幼児期の脳頭蓋は大きく,頭全体で顔面の占める割合は小さい。脳頭蓋の底部は頭蓋底と呼ばれ,前頭骨,篩骨,蝶形骨,側頭骨,後頭骨から形成され,脊髄の出口である大後頭孔をはじめ,脳神経の出口にあたる穴が多くあいている。このほかにも頭蓋には他の骨に比べて個体の特徴がよく表われるので,形質人類学や法医学の研究において重要な資料となる。

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デジタル大辞泉の解説

ず‐がい〔ヅ‐〕【頭蓋】

とうがい(頭蓋)

とう‐がい【頭蓋】

脊椎動物の頭部の骨格。脳髄を収容している脳頭蓋(神経頭蓋)と、顔面を形成している顔面頭蓋(内臓頭蓋)とに分けられる。ずがい。

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百科事典マイペディアの解説

頭蓋【ずがい】

頭骨(とうこつ)

頭蓋【とうがい】

頭骨

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大辞林 第三版の解説

ずがい【頭蓋】

とうがい【頭蓋】

脊椎動物の頭部の骨格。頭蓋骨の集合体。脳髄を収容している脳頭蓋、顔面を形成している顔面頭蓋に分け、狭義には前者を頭蓋という。脳髄のほか、視覚・聴覚・平衡覚の感覚器などを入れ保護する。ずがい。

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世界大百科事典内の頭蓋の言及

【骨格】より

…この点が単に体の支えと受動運動にだけ役だっている脊索に比べて一段の進歩である。このほか脊椎動物では脊柱の前方に頭蓋(とうがい)(頭骨)という特別の骨格部が発達し,その中に脳をいれている。また各椎骨には1対の肋骨が発達し,体腔壁の支柱をなしている。…

【頭骨】より

…広義にはこの構造と下あごの骨格との複合体を指し,さらに最も広義にはこれらのほか,舌骨やえらの骨格までも含めた全体的骨格を意味する。頭骨はまた頭蓋(ずがい)(cranium,解剖学では〈とうがい〉とよむ)ともいい,俗に頭蓋骨ともいうが,頭蓋は狭義の頭骨で,ふつうは下顎(かがく)骨格を含まない。比較解剖学的には本来最も広い意味に解すべきだが,ここでは広義にとり,頭骨は頭と下顎骨格とからなるものとしておく。…

【骨格】より

…この点が単に体の支えと受動運動にだけ役だっている脊索に比べて一段の進歩である。このほか脊椎動物では脊柱の前方に頭蓋(とうがい)(頭骨)という特別の骨格部が発達し,その中に脳をいれている。また各椎骨には1対の肋骨が発達し,体腔壁の支柱をなしている。…

【頭骨】より

…広義にはこの構造と下あごの骨格との複合体を指し,さらに最も広義にはこれらのほか,舌骨やえらの骨格までも含めた全体的骨格を意味する。頭骨はまた頭蓋(ずがい)(cranium,解剖学では〈とうがい〉とよむ)ともいい,俗に頭蓋骨ともいうが,頭蓋は狭義の頭骨で,ふつうは下顎(かがく)骨格を含まない。比較解剖学的には本来最も広い意味に解すべきだが,ここでは広義にとり,頭骨は頭と下顎骨格とからなるものとしておく。…

※「頭蓋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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