挑剔(読み)ちよう(てう)てき

普及版 字通 「挑剔」の読み・字形・画数・意味

【挑剔】ちよう(てう)てき

えぐりとる。書法では、強くはねる筆勢をいう。〔続書譜、真〕挑剔するは、字の履(ほり)、其の深實なるを欲す。~顏(真)・柳(公権)に至りて、始めて正鋒もて之れを爲す。正鋒には則ち飄(へういつ)の氣無し。

字通「挑」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む