精選版 日本国語大辞典 「挙げ用いる」の意味・読み・例文・類語 あげ‐もち・いる‥もちゐる【挙用】 〘 他動詞 ア行上一(ワ上一) 〙 有能な人物を採用し、官職につかせる。また、その地位を引き上げる。[初出の実例]「さる程に、今こそ玉も安閑なりとも、つめは挙用いらるべき程に、久は、閑ではえあるまい程に」(出典:四河入海(17C前)三)「賢者あれども登庸(アゲモチユル)ことを知らず」(出典:談義本・風流志道軒伝(1763)一)挙げ用いるの補助注記室町時代以後、「あげもちゆ」とヤ行上二段に用いられることが多い。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例