デジタル大辞泉
「振り振り」の意味・読み・例文・類語
ぶり‐ぶり【▽振り▽振り】
[名]
1 江戸時代の子供の玩具の一。八角形の槌に似た形で、鶴と亀、尉と姥などを描く。小さな車をつけて引きずって遊ぶとも、木製の玉を打つともいう。また、正月、魔よけとして室内に飾ったりした。ぶりぶりぎっちょ。ぶりぶりぎちょう。
2 的の一種。直径3~4寸(約9~12センチ)で、左右に乳があり、そこに綱を通して掛けて使う。
3 太刀の柄の下げ緒のおもりの金物。
[副]ぶるぶると震えるさま。
「あら怖や、と…―ふるひ出でたるを」〈浄・振袖始〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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