振入(読み)ふりいり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「振入」の意味・わかりやすい解説

振入
ふりいり

律令制もと正倉に貯蔵した租の穀物が,下積みとなり消耗するものが生じるため,あらかじめ1割を定実 (じょうじつ) すなわち規定量に加えて徴収した一種付加税。定実と合せて簸振 (ひりふり) 量定といった。正税帳 (しょうぜいちょう) の記載項目として定められていた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む