ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「振入」の意味・わかりやすい解説 振入ふりいり 律令制のもとで正倉に貯蔵した租の穀物が,下積みとなり消耗するものが生じるため,あらかじめ1割を定実 (じょうじつ) すなわち規定量に加えて徴収した一種の付加税。定実と合せて簸振 (ひりふり) 量定といった。正税帳 (しょうぜいちょう) の記載項目として定められていた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by