デジタル大辞泉 「捩じ向く」の意味・読み・例文・類語 ねじ‐む・く〔ねぢ‐〕【×捩じ向く/▽捻じ向く】 [動カ五(四)]体をねじってある方向に向く。「屋台のうしろに腰かけたまま、―・いて通とおりを見た」〈鏡花・玄武朱雀〉[動カ下二]「ねじむける」の文語形。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「捩じ向く」の意味・読み・例文・類語 ねじ‐む・くねぢ‥【捩向・捻向】 [ 1 ] 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ねじってその方に向く。[初出の実例]「御聴聞の簾中にねちむきて申けるは」(出典:山王絵詞(1310頃)八)[ 2 ] 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 ⇒ねじむける(捩向) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例