据わる(読み)スワル

デジタル大辞泉 「据わる」の意味・読み・例文・類語

すわ・る【据わる】

[動ラ五(四)]
ぐらつかないで安定してくる。しっかりと定まる。「赤ん坊の首が―・る」
たしかな存在としてその位置を占める。「顔のまんなかにどっかりと―・っている鼻」
一つ所にとどまって動かない状態になる。「目が―・る」
どっしりと落ちついてめったなことにも動じなくなる。「性根が―・る」「腹の―・った男」
印が押される。「印の―・った証書
文字が書きつけられたり、印刷されたりする。
「衣のつま金色こんじきの文字―・れり」〈謡・三輪
船が暗礁に乗り上げる。
「船ガ―・ル」〈日葡
据えられる、の意で、食事が用意される。
蕎麦そばがきを―・り、ふたを開け」〈咄・きのふはけふ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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